フン虫、カトカラ、クワガタを愛する素人虫屋のブログです。


by Izanagi_the_4th

カテゴリ:虫屋( 26 )

虫の季節

気分転換に、先ほど、地元の山へ行ってきた。


ヒラタクワガタの越冬個体がそろそろ活動していないかな~と思っていたのだが、見かけたクワガタはウロの中にいたコクワ1♂のみ。


樹液が出ていたクヌギにはヨツボシケシキスイが多数群がっていたので、ネブトが混じっていないか調べたがいなかった。昔、かなり熱心にクワガタ採集をやっていた頃は、5月から採れてたんだがなあ~。


カトカラの姿もまだなし。当たり前か。まあ、もしいても毒ビンも持ってきていなかったので、採れなかったけど。


外灯を見て回ると、カミキリ、コメツキなどがちらほら。


しかし、この日一番目を引いたのは、こいつ。
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蛾にはさほど詳しくない自分には、これがオオミズアオなのかオナガミズアオなのかも判らなかったが、この虫が非常に綺麗で、なんとも言えない気品と儚さを漂わせている美しい生き物だということは理解できた。


蛾というだけで、蛾の全てを嫌悪する人は、先入観だけにとらわれて、自分の目と心で物を見る意識が欠けているのではないかと思う。


まだ羽化したばかりと思われる、この美しい蛾にしばし見とれていると、昼間の嫌な出来事など、どうでもよく感じられた。
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by Izanagi_the_4th | 2013-05-21 22:16 | 虫屋

Facebookとmixi

お知らせになりますが、少し前に、私・イザナギは、Facebookとmixiから退会しました。


Facebookはスマホでやっていたのですが、アプリを入れてから携帯の調子が悪くなったのと、最近は肝心のFacebookのページが更新されない、更新させようとすると携帯がフリーズする、といったことがずっと続いていたので、頭に来てやめました。毎日おんなじ過去の記事しか見れないんじゃ意味ないですからね。


…まあ、これは自分のスマホが古いからなんでしょうけど…。


もし宝くじが当たったりでもして、新しいスマホに換えることが出来たりしたら、Facebookの方は再開するかもしれません。


mixiは、かれこれ10年ほど続けてきましたが、こちらでは自分の日記は一切書いておらず、専らロム専門でした。


しかし、最近はmixiの中の知り合いともやり取りをすることもなく、ログインすること自体がなくなっていたので、思いきって退会することにしました。


別に、嫌ならやらなければいいだけの話で、わざわざ退会する必要はなかったのでは…と思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし、何か転換期を迎えたときなどに、自分の中で色々なことを整理したい時ってありませんか?


今の自分はまさにそんな感じで、今まで大切に取ってあった本を処分したり、コレクションを手放したりしています。何か、吹っ切れた感じなんですよね。


あ、Facebookやmixiはやめましたが、そちらで繋がっていた方たちとの縁まで切りたいと思っているわけではありませんのであしからず! 虫関係のほとんどの方は、当ブログの存在や私のメールアドレスはご存じだと思いますので、そちらでは今後とも宜しくお願い致します。
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by Izanagi_the_4th | 2013-03-01 23:55 | 虫屋

採集意欲の減退

去年の秋くらいまでは、時間さえあればコガネムシやクワガタやカトカラなどの採集に出たくて出たくてウズウズしていたものですが、昨年末くらいから、そういう意欲もなくなってしまいました。


それが何でなのか、と考えてみますと、やはりずっと「採れない続き」で、採集に出ても徒労感しか残らない事が続いていたからかな、と思います。そしてその度に、「俺ってセンスないな~」「計画が大雑把で詰めが甘いんだよな」等々、反省点ばかりが浮かんできます。


こんなことで落ち込んでいると、「そうそう目的の虫なんか採れないよ、そんなの虫屋なら誰でもあることだよ」と怒られそうですが、私には身近に同好の虫屋がいないため、普段は基本的に1人での採集がメインなので、採れない、採れない、採れない…となってくると、やはり内へ内へ、と入り込んでいってしまうのだと思います。


これがもし身近に同好の仲間がいれば、「今回はダメだったな、次はあそこにトラップを仕掛けてみよう」「今度の採集までにお互い新しいポイントを探してみよう」みたいな感じで外へ外へと目を向けて行けられると思うのですが、残念ながら私にはそういう環境がありません。


子供の頃から続けてきた虫との付き合いをやめるつもりはありませんが、こんな中途半端な気持ちのままでは、自分が満足するような良い成果が出るはずもありません。


自分なりに、色々悩みました。


プライベートな時間の中で、虫に使える時間とお金は限られています。


また、増えていく標本箱と文献と飼育ケース。決して広くはない我が家では、それらに対する家族の規制もあります。


全てが制限された中で、今後どうやって虫たちと触れ合って行けばいいのか。


四面楚歌に近い状態の中で自分なりに出した結論。


…は、まだまとまってはいません。


しかし、方向は見えてきました。ただ、なかなかふんぎりがなかなかつかないのです…。


果たして…?


どうするか…?


近いうちに、自分の意思で決めたいと思います。
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by Izanagi_the_4th | 2013-02-18 23:42 | 虫屋
新年早々何ですが、三河昆虫研究会の会員の方たちには「三河の昆虫(通信)」がそろそろ届いていることと思います。


その中に、会誌「三河の昆虫」60号の目次が載っていますが、私の投稿した短報のタイトルが間違っています。


正しくは、「ダルマコガネ」ではなく「マメダルマコガネ」です。普通種のマメダルマ、です。


そもそもこれは私のミスではありませんが、このミスを信じて、「えっ、ダルマコガネが採れたの?」と期待されてしまう方がいらっしゃると申し訳ないので、会の方のどのくらいがこのブログをご覧になっているかは判りませんが、この場を借りて訂正させて頂きます。


ふー、冷や汗が出ますよ、こういうミスは…。


このブログの新年最初の記事がいきなりこれですからね(笑)。


まあでも、こんなことでもなかったらまだ更新することもなかったと思うので、ブログ的には良かったのかな…(笑)?


せっかくなので、近況など。


…すみません、虫屋らしいことは何もしておりません! 採集にも出ておりません! 年末年始は胃腸風邪でダウンしておりました。


あ、でも今月中に久しぶりにネブトクワガタの幼虫採集に出掛けてきます。10年ぶりくらいかな?


場所は昔よく通った地元のポイントなのですが、ここは野性動物も多く、フン虫も多くいる場所なので、樹皮をめくりながらクロツツマグソ探しをし、落とし物があれば冬物マグソの採集もしてこようと思います。


もちろん、肝心のネブトクワガタの幼虫も採ってきたいと思います。


今年最初の採集、楽しみだ~!
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by Izanagi_the_4th | 2013-01-08 14:59 | 虫屋

お久しぶりです。

 こんばんは、ご無沙汰しておりました。

 前回の記事で「近いうちにクロオビマグソでも採りに行って目覚めるかな」みたいなことを書いていましたが、まったく目覚めておりませんでした…。

 このブログも気が付けば4ヶ月も放置してしまいました。すみません。日々ご来訪頂いた方々には本当に申し訳なく思っております。

 先の記事のクロオビについては、その翌日に採集に行ったのですが、1時間半かけてたどり着いたMt.Hのふもとで、「路肩崩壊のためこの先通行止め」の掲示板に出くわし、結局クロオビを見ることなくまた来た道をズコズコと引き返したのでありました…。

 出鼻をくじかれてまた眠りに入った自分ですが、初夏には再び目覚め、過去にオオコブスジコガネの記録のある海岸で散々トラップを仕掛けたりルッキングでの採集を試みましたが、結局Null…。冬のキマダラ採集からずーっとNull続きで、完全に意気消沈してしまったのでした。

 しかしまあ、キマダラにしてもオオコブにしても、採れる確率の方が低い虫なわけで、仕方ないと言えば仕方ないのですけどね。

 7月からはちょいちょい山に出かけたりするようになりました。狙いは子どものためのミヤマクワガタ。こちらは採集することが出来ました。

 私の住む東三河平野部の海に近い地域では、ミヤマはなかなかお目にかかることの出来ないクワガタで、恥ずかしながら10年ぶりくらいのご対面でした。

 これらクワガタ絡みのことは、私が別でやっている広島東洋カープの応援ブログの中の「日常」というカテゴリーをご覧頂くと色々書いてありますので、興味のある方はご覧下さい。

 また、7月からはクワガタだけでなく、昨年「開始宣言」をしていたカトカラ採集にも手を出しておりました。

 所持していた毒ツボが割れてしまったため、100均で売られている物を利用した簡易毒ツボで採集を試みましたが、最初の頃は現地に着いた頃に毒ツボが破損してしまったり、採った蛾が酢エチにどっぷり浸かってしまったり…と色々トラブルに見舞われましたが、改良を重ね、何とか普通に使える簡易毒ツボが出来ました。

 これを使って地元の山でちょくちょく採集に行っていますが、何しろ蛾の取り扱いも不慣れなため、せっかく採ったA品を、三角紙に入れる時や展翅の時にB品にしてしまったり…ということが相次いでいます…。

 まあ、この歳まで展翅など経験もしたことがないド素人なので、試練だと思って頑張っていますが……。しかし、触角が折れたり羽根が破れたりした標本を見るのはちょっと切ないです…。これを糧に頑張ろう…。
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 ちなみに、現在までに3、4種のカトカラを採っていますが(未同定)、念願のムラサキはまだ採れておりません…。そう簡単に採れるわけないか。地元の低地の山にしか採集に行ってないし。

 というか、ムラサキどころか簡単に採れると思っていたベニシタバすら採れていません…。昔、カトカラに興味のなかった頃は、赤いカトカラはよく地元の山の樹液で見たと思ったんだけどなぁ…。

 とまあ、そんなこんなでボチボチと今年もやっています。

 気づけばもう暦の上では秋。

 そう考えると、成果は全くない今シーズンだったなぁ…。

 しかし、来月には、2年前の信楽行以来の遠征採集に出る予定。こちらは楽しみです。

 これが今年のハイライトになるかも…?
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by Izanagi_the_4th | 2012-08-18 22:31 | 虫屋

 ムラサキシタバを好きになったのをきっかけに、他のカトカラも図鑑やネットで見ていたら、魅力的な種が多いですね。

 中には今まで他の昆虫採集の時に出会っている種もいましたが、その時は蛾には全く関心がなかったの採集しなかったことを今さらながら後悔しています。

 しかし、蛾。カトカラは「ガ」なんです。

 言うまでもなく、蛾は一般の人からは嫌われている虫です。蝶が明るい爽やかなイメージなのに対して、蛾は、暗闇に潜む汚い虫、といったイメージがあるのではないでしょうか。

 室内に飛び込んできたセセリチョウの仲間を見て蛾と勘違いし、「うわっ、蛾だ」と嫌悪感を露にする人は多いですが、そういう人に「これは蝶ですよ」と説明すると「なんだ、蝶か」と安堵するという場面には今まで何回も出くわしました。蛾にはどうも「汚い」「毒がある」「気持ち悪い」みたいなイメージが強いようです。虫屋の中にも、「蛾は嫌い」という人は多いようです。

 かくいう自分も、未だ大型の蛾はあまり得意ではなく、オオミズアオは美しいと感じつつも、あの太い胴を見ると触ろうという気が起きません。まだまだ甘いですね。

 個人的には今後は蛾も調べていきたいと思っているのですが、周りの反応は冷ややかです。「ウ○コの虫の次は蛾かよ」「やっぱりあいつは変わってるよな」的な…(笑)。まあ、言いたいやつには言わせておきます。そもそも昆虫と向き合い、調べたり採ったりするというこの素晴らしき趣味を理解出来ていない人に何を言っても無駄ですから。

 先日、6歳の息子と一緒に昆虫図鑑を見ていた時のこと。いろいろ虫の説明をしながらページをめくっていたのですが、蛾のページに差し掛かった時、息子が「蛾って何か気持ち悪いね」と言いました。虫好きな息子でもやはり蛾には抵抗があるようでした。これがやはり人間が生まれ持った感性、植え付けられた本能みたいなものなんでしょうか。とすると、やはり蛾に関心があるのは変なことなんでしょうか。

 しかし、そんな息子が、その図鑑のムラサキシタバの写真を見て、「あっ、でもこの蛾はきれいだね」と言ったので、「大人なら蛾はみんな汚ならしいと言うところを、やっぱり子どもの感性は素直だな」と少し安堵し、嬉しくなったイザナギパパでありました。
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by Izanagi_the_4th | 2011-12-17 13:19 | 虫屋

月イチ

 このブログの今年の記事を読み返していて気付きました。

 

 今年、まだ10回しか更新してない……(汗)。



 「月刊・些昆虫記」かっ!



 …そんなわけで、今年も残り少ないですが、何とか頑張って更新していきたいと思っている所存です。



 あ、先日標本を整理していて気付いた件。

 標本箱のナンバーが「6464(むしむし)」でした。

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 …ただそれだけですが…(--;)
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by Izanagi_the_4th | 2011-10-24 22:46 | 虫屋
 前回の続き…の前に、書き忘れていたことを。

 自分、8月の終わりから9月頭までの約1週間、携帯電話が壊れていまして、その間にもし私の携帯の方に電話またはメールを下さった方がいらっしゃいましたら、お手数ですが今一度ご連絡下さい。その間は私の方も着信とメールの確認が出来ませんでしたので…。

 本来は携帯が壊れた時にここでお知らせしておけば良かったのですが…。すみません。

 それでは前回の続きを。

 カブトムシとクワガタの話ですが。

 市内に山を切り開いて作られた公園があるのですが、9月の息子の誕生日にここで遊んでいたところ、あちらこちらのクヌギにカブトムシやノコギリクワガタ、コクワガタがいたんです。こういう環境が身近にあるのはいいことだなあ…と改めて思いました(ノコギリ2頭は息子の誕生日記念ラベルということで採集し、現在も飼育しています)。

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 …思い返せば、市内で初めてセンチコガネを見つけたのもこの公園近くの山でしたし、クロマルエンマと初めて出会ったのもここです。自分が唯一所有しているムラサキエンマの標本も、この公園で蜘蛛の巣に掛かって死んでいた個体を得たものです。数年前、ムラサキシジミを生まれて初めて見たのもここでした。池もあってトンボ類も多く、その他の昆虫類も豊富。そう考えると、この山もこれから色々調査をしていかなければならないなあ…と思います。自分の知る限り、この山周辺に関するまとまった調査の記録はないはずですから。

 あ、あとクワガタと言えば2002年から飼育しているオキナワコクワ。今年も新成虫が数頭羽化しましたが、世話をほとんどしなかったためか全て極小個体でした(下写真。でもちゃんとオキコの大アゴの形をしているのがかわいい)。何しろ成虫と幼虫を同じケースで飼育してましたから…。言うなれば産ませっぱなし状態。これじゃあ息子にちゃんと虫の世話をしろとか偉そうなこと言えないなあ…。

 
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 産卵用に入れてあった朽ち木を少し崩すと、早くも初齢幼虫が出てきたので、今年はちゃんと世話をしようと思い、幼虫と成虫を分けて管理することにしました。累代飼育も来年で早10年。来年あたりはまた新しい血を入れないといけないかな。

 フン虫では、フン虫仲間のナナナさんが自己採集してこられたダイコクコガネを頂きました!

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 我が家にあるダイコクコガネの標本は、昔オークションで落札した角の小さな個体でしたので、これほど立派な角の個体を見るのは初めてでした。また、ダイコク未採集の自分は、当然生きているのを見るのも初めてだったので、実際に目の前で動いているダイコクの姿に、更に感動しました。

 興奮しながら散々写真を撮り、送って下さったナナナさんと、その勇姿を見せてくれたダイコク君に感謝しながら、標本にするために〆させてもらいました。きちんと展足して、大切に保管します。ナナナさん本当にありがとうございました。

 しかし、こうして生きているダイコクコガネを見てしまうと、やはり次は自分で採りたくなってしまいますね(笑)。…よし、ダイコク採集は来季の第一目標としときましょう。

 でもまずはその前に、昨年宿題にしたエンマ君を採る計画を立てねば…。

  あ、エンマと言えば、7、8年前からちょくちょく調査していた職場近くの公園(埋立地)で、今日やっと初フン虫(コブマルエンマ♂)を得ることが出来ました。

 「たかがコブマル?」

 そう思われるかもしれませんが、この埋立地の公園、犬や猫の落し物はそこそこあるのに、今まで1頭もフン虫を採集したことがなかった場所だったんです。

 ここを含む三河の造成地(埋立地)には、土砂などと共に移入されてきたと思われる、元来この辺りにはいなかった種や外来種が生息していたりするらしく、三河昆虫研究会の方たちが頻繁に調査されているのですが、フン虫の記録に関しては私が以前ここでも報告したセマルケシマグソ(後に会の会誌にも報告…結局あの1年だけしか採れていませんが)だけでした(フン虫を調べている人がいないというのもありますが)。

 この公園は職場に近いこともあり、仕事帰りに犬や猫の落し物、そしてまたたまにある海鳥の死骸を調べたり、腐肉トラップを設置したり……と、数年前までは結構頻繁に調査をしていたのですが、それでも1頭も採れなかったのです。

 まあもともと海だった場所ですし、ここへは陸地から長い橋を渡ってこないと来れないので、 「ここにはフン虫はいないんだ」と自分でも思うようになっていましたが、数年前に職場の建物の中でエンマコガネの死骸を1つ拾っていたので、「いや、やっぱりいるのかな」と正直よく分からない状態でした。

 先日、この公園の近くで海鳥のDORを見つけたので、これをトラップとして設置し、今朝チェックに行ったのですが、見事になくなっておりました、鳥も、被せておいたカゴも、そしてその押さえのために打っておいた杭も…。

 トラップは一応人のこないであろう森の隅の方に設置したのですが、悪質な悪戯として誰かに片付けられてしまったのでしょうか…。でも周りには相変わらずかなりゴミが散乱していて、決して手入れをしたという感じはなかったですし…。謎です。この公園の森にはテンらしき動物も結構いるので、鳥はそれらに持って行かれたとしても、カゴはどこへ…。

 ともあれ、せっかくのトラップが消滅して意気消沈。仕方なしに、森を抜けて公園の方へ行き、犬や猫の落し物を調べていきますが、相変わらずフン虫はいません。「普通なら絶対入ってるやろ!」といいたくなるような良い状態の落し物にもいません。やっぱりいないのか…。

 そう思いながら車に向かって歩いていると、古いテンの落し物らしき物がチラホラ見られました。つついて分解してみると、アオドウガネの死骸は幾つか確認出来ましたが、フン虫の死骸はありませんでした。

 しばらく歩くと、砂利の上にまだ新しいテンの落し物があり、期待せずひっくり返してみると……いたっ! エンマコガネ! 

 最初は埋立地だけに陸地にはいない種を期待しましたが、普通にコブマルでした。でも、自分的には価値ある1頭です。

 その後の追加はありませんでしたが、とりあえずフン虫が生息していることが分ったので、また冬にも来て調べてみないといけませんね。来年は、春から牛の落し物トラップでも調査をやろう。

 その後、1ヶ月ほど前から別の鳥のDORトラップを仕掛けているU山へ。こちらはNull。去年からこの山でコブスジ初記録を狙ってちょくちょくDORを仕掛けているのですが全くダメです…。時期的に、こちらも来年に持ち越しかな。

 …とまあ、前回の記事にも書いてますが、このように自分には身近な場所に調査対象が多すぎて、なかなか遠征に行く機会がないというか…(笑)。自分も皆さんのブログやmixiなどでのこの時期の報告を見ると羨ましくなります。それに対して自分の相手(ターゲット)は普通種が多いですけど、それでも身近な虫を調べるのって色々発見があって面白いんです。今日のコブマルも、自分的には結構感動しましたし…(笑)。

 でも、去年の滋賀行きのように、年に1度くらいは、珍しいフン虫を狙って遠征に行きたいなぁ…(笑)。

 こちらは家族の許可次第ですが…(^^;;;

 果たして…?
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by Izanagi_the_4th | 2011-09-30 12:34 | 虫屋

最近の活動報告…

 久々の更新なので連投です。

 前記事にも書いたように、今年はそんなわけで虫屋としては出遅れていましたが、ゴールデンウィークからぼちぼちと活動を開始しました。
 
 連休中は地元でフン虫を狙ってトラップを仕掛けたり、家族サービスで出かけた先の牧場で採集を試みたり…といろいろやりましたが、大した成果はありませんでした。トラップは空振りでしたし、牧場での採集品も、多分タダマグソとクロマルエンマとマエカドコエンマだけでした(裏展脚して現在乾燥中なのでまだ詳しく同定はしていませんが)。

 そして、今週は夜勤だったので、月曜日に仕事帰りにMt.H(本宮山)に行って参りました。

 ここに来るのは今季初です。数年前は月に何度も訪れてフン虫の見つけ採りやトラップ調査を行ったりしていましたが、ある程度の種を得たところですっかり頭打ちとなったこと、そして片道1時間半の距離が苦痛になってきたことから、ここ2年くらいは訪れる機会もすっかり減ってしまいました。

 今回は久しぶりに春~初夏の代名詞・クロオビマグソを見たかったのと、大好きなマルツヤマグソを得る目的で山に向かいました。

 しかし……。

 数年前、短時間に40~50頭ものマルツヤマグソを見つけ、「丸艶天国」という記事を書いたマイポイントはすっかり枯れ、新鮮な鹿の落とし物もなければ虫もいないという有り様。時折飛び交うオオセンチに心を癒されましたが、散々歩き回った挙げ句、その他のフン虫は1頭も確認出来ませんでした。鹿の活動した痕跡は所々にあるのですが…。

 このマイポイント消滅にショックを受けつつ、少ないながら例年マルツヤが得られている山頂付近を散策。しかしここの芝生は全てきれいに刈り取られ、いつもは至るところに落ちている鹿の落とし物もほとんどなく、あっても数日続いた晴天でカラカラに乾いた物ばかりでこちらもまさかのフン虫0という有り様…。

 その後も新規ポイントの開拓を目指していろいろ歩き回りましたが、まったくフン虫がいません。というか、新鮮な鹿の落とし物が全くありません。こんなことは初めてなのでかなりショックです。鹿を駆除している訳ではないと思うのですが…。

 というわけで、この日は何も採れないという、最悪の結果でした。夜勤帰りの眠い体で1時間半もかけて来たのに…と思うと、一気に疲れが押し寄せてきました。ふぅ~…。

 マルツヤマグソは六本脚の図鑑では4つ星ですが、自分はこの山では普通種だと思っていました。三河昆虫研究会のTさんが出版された『三河本宮山昆虫誌』でもそういった内容のことを書きました。しかし振り返ると、先述したマイポイント以外では確かにマルツヤが採れたのは稀で、1回の採集で出会えるのは1~2頭がせいぜいでした。そう考えると、マイポイントの消滅はかなり痛いです。この山でも「最も採りにくいフン虫」になってしまうかもしれません。

 そんなわけで、ますますMt.Hから足が遠ざかりそうな現状ではありますが、あとまだこの山ではコブスジコガネの調査をやりたいと思っています。というのも、この日、帰り道で鹿の亡骸を発見したからです。まだ新しい物のようで、木の枝で脚をつついてどかしてみたところ、オオセンチがたくさん集まっていました。しかし…うう…。鹿の落し物を運ぶオオセンチは愛らしいですが、毛の中に頭を突っ込んで肉をむさぼる姿は愛らしくないなぁ……。それに、鳥とかならともかく、鹿のような大型の動物を調べるのはやはり抵抗があるなぁ……。まだ生々しかったし……。もう少し古くなった頃に、勇気を出してまた調べてみよう…。

 しかしコブスジの調査と言えばやはり鳥が最適だと思うので、またDORか海岸に打ち上げられたものがあれば拾ってきてMt.Hに仕掛けてみようと思います。

 マルツヤのリベンジも、また次回の夜勤の時にするつもりです。採れるといいなぁ…。丸艶天国が、幻になってしまわないように…。
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by Izanagi_the_4th | 2011-05-13 23:34 | 虫屋

お久しぶりです…

 随分ご無沙汰になってしまいました。申し訳ありません。

 1~2月の間更新出来なかったのは、虫屋として完全に冬眠していたからでした。

 厳密に言えば1月頭は愛知県未記録の冬物マグソを狙って犬の落とし物を使ったトラップを仕掛けまくっていたのですが、結果はNull。タダマグソやセマダラマグソすら来ていなかったのでがっかりでした。そこから完全に意気消沈し、冬眠生活に入ってしまったのでした。

 3月に入り、いつもの採集仲間と今年の虫採り計画を立てたりし出して、やる気になった途端に起きた大震災…。個人的には被害はありませんでしたが、とても他人事とは思えず、非常に大きなショックを受けました。

 3月12日に三河昆虫研究会の総会があったのですが、震災の翌日と言うこともあり、正直心の整理がつかないままでの参会でした。しかし、結果的には参加して良かったと思える会でした。

 総会への参加は2年ぶり。今回もご近所に住む副会長のTさんの車に乗せて行って頂くことになり、まずは会長のH先生をお迎えに行きました。80歳を過ぎられても長身そうくで若々しいH先生。Tさんも70歳を迎えられましたが非常に若々しいです。

 虫という趣味を持っている人はフィールドに出て体も動かすし標本の作成や同定、文献などで頭も使うしで人より年を取るのが遅いのでは…と、本気で思います。

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 会では久しぶりに羊さんにもお会いしていろいろお話しすることが出来た他、鰓角通信でお名前を拝見したことのあるKさん(初対面)ともフン虫について話すことが出来ました(これが縁で、後日貴重な文献を送って頂きました)。

 他にも、場所を移しての二次会では、トンボ屋さんの方たちからも楽しいお話を聞かせて頂きました。

 帰りの車内ではTさんと「今年は一緒に採集に行こう」と話し合いました。Tさんと個人的に知り合って数年になりますが、未だ一度も採集はご一緒したことがないのです。

 会では毎年Tさんが企画する採集会が4回ほど実施されているのですが、Tさんに今年の採集地のことを色々お聞きし、フン虫的に面白そうな場所があったので、今年は是非参加しよう、と強く思いました。 今までクワガタやフン虫など、同好の士の方々との採集は何度か経験がありますが、他ジャンルの虫屋さんとの採集は初めてなので、何だか楽しみです。
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by Izanagi_the_4th | 2011-05-13 23:10 | 虫屋