フン虫、カトカラ、クワガタを愛する素人虫屋のブログです。


by Izanagi_the_4th

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ヨナグニネブト羽化

 何回目かの挑戦で、ようやく昨年、飼育していた成虫から念願の幼虫を得ることが出来たヨナグニネブトクワガタですが、その幼虫達の羽化を確認することが出来ました。

 昨秋、割り出して見た時に幼虫が10頭いたので、プラケース小に各5頭ずつ入れて飼育していたのですが、7月も終わりだと言うのにまだ1頭も成虫が出てこないため、てっきり羽化せずに全滅してしまったのだと思っていました。

 しかし今日ダメ元でケースをひっくり返してみると、1頭、1頭と、次々にまだ体の赤い新成虫が出てきます。おおお、生きておったんか!
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 まだ繭の中に入っていたものもありましたが、計10頭、全部羽化しておりました。やった~!

 こういう場面に出くわすと、眠っていたクワガタ屋魂に火が着きそうになりますね。とは言え、もう大規模なブリードはやりません(やれません)が…。その点、ネブト類は飼育スペースも取らず、エサ代もほとんどかからないので、助かります。

 ♂の最大サイズは25~26mm前後。いやー。しかし、これだけの数のヨナグニネブトを見たのは初めてだったので嬉しいですね。思い入れのある本土ネブトや、大型で迫力のあるアマミネブトも好きですが、やはり個人的にかっこよさではヨナグニネブトが一番だと思います。他の亜種にはないこの鋭利な尖った大アゴ、何とも言えず素敵です。そしてまたこれが3㎝もない小さな虫であるというところがまた良いんですね。これが5㎝も6㎝もあったら、逆にネブトの良さは失われてしまうような気がします。
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 思えば自分は世の大型カブト・クワガタブームに目もくれず、ただひたすら小型種のクワガタばかりを追いかけていたわけですが、ネブトだけはやっぱり何年経っても好きだと言えますね。

 さて、今年はこのヨナグニネブト達が無事また子供を産んでくれるよう、しっかり世話をしたいと思います。観察も楽しみながらしたいと思います。
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by Izanagi_the_4th | 2007-07-31 12:58 | クワガタ

セマルケシ追加

 以前の記事でセマルケシらしきフン虫の死骸を一部紛失して落胆した記事を書きましたが、7月19日にまた同じ敷地内の別の外灯下で、追加の個体を得る事が出来ました(^^)
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 その後も仕事の休憩中にちょくちょく周囲の外灯下などを見回っているのですが、連日追加個体が得られています(ほとんどはクモの巣に引っ掛かって死んでいる個体ですが)。案外個体数は多いのかもしれません。

 今後も色々とこの虫の生息状況について調べて行きたいと思います。
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by Izanagi_the_4th | 2007-07-26 12:26 | コガネムシ

ツノコガネのボコボコ

 先日採集したツノコガネですが、♀2頭は背中に水泡のようなボコボコがありました。
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 名古屋の虫仲間のナナナさんによれば、この膨れは乾燥するとほぼ直るとか。「標本にした時に、薄いやや黒いシミとして残る個体もあります」とのこと。以前購入したツノコガネの標本を見てみると、確かに円状のシミが残っている個体が幾つかありました。こーなるのか…。

 そもそも、何故このような膨れが出来てしまうんでしょうね。そして硬い上翅がこんなに膨らんでいるのに、それが何故乾燥すると消えてしまうのか。

 虫って不思議ですねぇ…。
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by Izanagi_the_4th | 2007-07-18 12:18 | コガネムシ
 会社の常夜灯の側を通った際、灯火の下にある古いクモの巣に、赤茶色い小さな甲虫がひっかかって死んでいました。

 そっとクモの巣からはがすと、なんとケシマグソ(セマル?)! おお……。今まで会社周辺(埋め立て地)ではフン虫の棲息が全く確認出来ず、過去、エンマコガネの上半身だけの死骸を1頭拾ったことがあるだけでしたが、やっとフン虫に出会えた…。

 しかし、何故にケシマグソ? ここには芝生も砂浜もないというのに…。ともかく持ち帰って展脚し、まとわりついているクモの糸を取って同定しよう。しかし、あれだけ海に通って採れなかった虫が、よもやこのような場所で簡単に採れるとは…。フン虫に興味を持ち出してから早4年。以来、敷地内の外灯の下などはかなり気をつけて見ていたのですが、今まで出会えなかったのも不思議と言えば不思議です。

 …と、ここまでは実は7月3日の夜のことでした。死骸は干からびていたので、帰宅してから軟化させ、4日の夜に裏展脚を済ませました。しかしこの際、軟化し過ぎたためか、死骸は頭部、上半身、 下半身と3分割されてしまいました。これ自体はまあ個人的によくあることですし、最近は破損した標本の修理にも少し自信をつけていたので、乾燥したらボンドで直せばいいや…と考えていました。

 数日経ち、十分に乾燥したのを見計らって修正することにしました。このケシマグソを採集した場所は埋立地で、その昆虫層を地元の愛好家の方が精力的に調査されていますが、フン虫の記録は何もなかったはず。標本が出来上がって同定作業が終わったら地元研究会の会誌に報告しようかな……と思っていました。

 粘着シートから死骸のパーツを外していて、上半身をピンセットでつまみあげた際、ポロっと落下させてしまいました。慌てて行方を探しましたが、ない、ない、ない! 作業をしていたテーブルの下、絨毯の上、その他考えられるあらゆる場所を2時間あまり探しましたが見つかりません。ガーン……。

 翌日も嫁と一緒に範囲を広げて探しましたが結局見つからず…。頭部がないとか下半身がないとかならまだしも、一番大事な前胸背板のある上半身だけないとは、なんとも情けない標本になってしまいました……。

 同定はまだしていませんが、これを発表しようかどうかは悩むところです(笑)。
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by Izanagi_the_4th | 2007-07-13 11:02 | 標本

久々のクワガタ採集

 クワガタ屋のロウの提案で、鞭山と3人で何年かぶりにクワガタの夜間採集に行ってきました。
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 場所は我々が子供の頃からよく採集に訪れている地元のU山。ここで採れる種は、コクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ネブトクワガタ、チビクワガタ…と別段珍しい種はいないのですが、棲息数が多いことから、夏になると多くの採集者や親子連れで賑わう、地元では割と有名な山です。

 山に着いたのが夜11時近くだったこともあり、さすがに出会う採集者はいませんでしたが、この日は土曜ということもあって、当然我々より先に来た人がいるなので、そう沢山数を望める状況ではないことは分かっていましたが、予想通り樹液はたくさん出ているもののカブトムシやクワガタの姿はなく、がっかり。

 しかし昔からいつもネブトが幹の隙間に入っている「ネブトの御神木」で何とかロウがネブトを1頭採集。飼育でネブトの離島産亜種は見慣れているものの、天然物の本土ネブトは久々の対面。飼育個体にはない、この樹液まみれになった汚れた姿がいいね。
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 その後、外灯に飛来していたノコギリクワガタの♂中歯型2頭とカブトムシのペアを発見。いずれも高い位置にいたので一度はあきらめたものの、途中で長い竹を見つけ、それを何本かテープで繋ぎ合わせたものではたき落とそうと四苦八苦…。
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 何とか無事に全て採集出来ました。親戚の子が最近カブトムシやクワガタに興味を持ち出しているので、お土産としてこれはイザナギが持ち帰ることに。

 結局、計5頭のみの採集でしたが、1時間もかからないくらいの時間で、この時期この山での成果として考えたらなかなかの成果ではなかったかと思います。

 コガネムシに転んでからはすっかりご無沙汰だったクワガタ採集でしたが、非常に楽しい採集でした。また行こうかな(笑)。
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by Izanagi_the_4th | 2007-07-07 10:45 | 採集

ツノコガネと初対面

 ツノコガネ。

 日本産フン虫の中で、個人的には最も異国情緒のある種だと思っています。

 標本は見たことがありますが、フィールドの中で生きたツノコガネに会うのはこの日が初めてでした。 塚本先生が「クソ虫万歳!」と叫びたくなる気持ちが解った、感動的な対面でした。

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by Izanagi_the_4th | 2007-07-04 00:05 | コガネムシ