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フン虫を愛する素人虫屋のブログです。


by Izanagi_the_4th
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今週も雨……

今週は夜勤、そして今日は夜勤明け!

数年ぶりに、愛知県のフン虫のメッカへ……

いよいよ行ける…   

と思っていましたが…



またも大雨(-。-;


まあ梅雨だから致し方ありませんが、前回といい今回といい、ついてないですね〜(-。-;

この間、昔からのクワガタ採集仲間たちと、1度だけ地元で夜間採集に行きましたが、子どもの頃からよく通った地元の山の採集ポイントのクヌギが、ほとんど伐採されて目も当てられない状態になっていました……。

何故このようなことに…。

この山には大きく分けて3箇所ポイントがあるのですが、うち1つも数年前にメインの木が枯れたり切られたりして終わり、そしてまた、この2箇所目のポイントも消滅…。

同じ山の他の場所も見て回りましたが、まだ樹液の出も悪く、見かけたのはコクワ1頭のみ。その後、近場の森と、とある社寺林にも行きましたが、共に全く成果はありませんでした(~_~;)    

森の方は、獣害を防ぐためか、かなり広範囲に渡って獣よけの柵が設けられていて、脇道からいつものポイントに入れなくなってしまっていましたし、社寺林の方も、メインのクヌギの木の上部の太い枝の大部分が伐採されていました(この木枯れちゃうんじゃない!?と心配になるレベルの切られ方)。

この社寺林の周辺には、30年ほど前まではピンポイントでクワガタの棲息する林がいくつかあり、社寺林も含めてノコギリやヒラタも採れていたのですが、年々進む開発で、それらはほぼ消滅し、今ではこの辺りではこの社寺林くらいしかクワガタの採れる場所が残っていません。しかも、この社寺林も、もともと数本のクヌギしかない場所なので、こんな風に伐採や開発が進んでいくと、近々この辺りの個体群は絶滅してしまうのでは……と本気で仲間と話しました。

毎年行くこの仲間たちとのクワガタ採集に関しては、よほど大きな個体でもいない限り、採って帰ることはせず、ただ仲間たちとの馬鹿話や近況報告をしながらクワガタを探すのか楽しい、というのが大きくて続けているので、毎回大した成果はなくても楽しくはあったのですが、こうしてどんどんと採集出来る環境がなくなり、「採れない」どころか「出会えない」という可能性がこれだけ高くなってくると、やはりもうそれはちょっと………う〜ん…。

どこか新しい場所を探すしかないかなあ〜…。


# by Izanagi_the_4th | 2021-07-02 13:49 | 採集 | Comments(0)

土砂降り…

夜勤明けで今日こそMt.Hへ採集に…!

…と思っていましたが、昨晩から土砂降り…(T . T)

いつになったら行けるのだろう…(-。-;

採集には行けませんでしたが、空いた時間を活かして、先日オープンした道の駅したらへ行ってきました。

奥三河も、当然ながら物凄い雨でしたが…汗

土砂降り…_e0115819_19264572.jpg

土砂降り…_e0115819_19264828.jpg

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土砂降り…_e0115819_19265842.jpg

敷地内に展示してある旧・田口線の車両が見たかったのですが、天候のおかげで貸し切り状態でじっくり見ることが出来ました。

土砂降り…_e0115819_19302416.jpg

晴れていれば、本当はMt.Hの採集の帰りに寄る予定だったのですが^^;

地酒も買ったので、夜は先日購入した田口線の本でも読み返しながら呑みたいと思います。

土砂降り…_e0115819_19341405.jpg

# by Izanagi_the_4th | 2021-06-04 19:23 | 採集 | Comments(0)

新たなクワガタ

決して本格的にやっていたわけではありませんが、自分はかれこれ25年ほどクワガタ飼育を続けています。

毎年何かしらのブリードもやっていましたが、昨年限りでブリードは中断し、現在は、昨年羽化した本土ヒラタクワガタのオスを1頭のみを、ペットとして飼っているだけでした。

他にも何かオスだけで単独飼育したいなーと前々から思っていて、ネットやショップを色々と物色していたのですが、昨日、良いクワガタを入手する事が出来ました。

この子たちです。














新たなクワガタ_e0115819_05435420.jpg

コクワガタ……ではなく、ムシモンオオクワガタです(^。^)

いやー、これ、前から飼ってみたかったんですよね。大きくても20ミリ代後半程度の大きさにしかならない可愛らしいクワガタです。イタリアのサルディーニャ島産のブリード品ですが、オスだけでまとめて購入することが出来ました

新たなクワガタ_e0115819_05485414.jpg

大きめのプラケースでまとめ飼いするつもりですが、観察が楽しみです。

…あっ。

今週は夜勤ですが、今週早々と梅雨入りしてしまい、連日の悪天候のため、予定していたフン虫採集には行けそうもありません…(-。-;


# by Izanagi_the_4th | 2021-05-20 05:36 | クワガタ | Comments(0)

葵風館

少し間が空いてしまいました。

本当は先週、地元のフン虫のメッカの山に採集に行く予定だったのですが、勤務の都合でそれが流れ、結局ここまで採集に出れておりません。

私は夜勤のある仕事をしているのですが、私的な都合から、近場での採集は大体夜勤の時の昼間に行っています。本来は先週は夜勤の予定だったのでそこで採集に行こうとしていたものの、直前で勤務が変わってしまったので行けずに終わりました。ガッカリ。

今は連休中なので、行こうと思えば行けるのですが、このフン虫のメッカの山は、休日ともなると山登りやバイクでツーリングや峠を攻める人たちが非常に多く、採集者としては非常にやりにくい(ましてや採るのがフン虫だし)ので、行くのは得策ではありません。今月下旬には夜勤の週があるはずので、採集にはそこで行こうと考えています。

さて、5月2日に愛知県豊川市にオープンした、こざかい葵風館(支所、図書館、児童館等の複合施設)で開かれていた昆虫標本の展示に、昨日、採集仲間の鞭山と行ってきました。

葵風館_e0115819_15515686.jpg

展示されている標本は、全て三河昆虫研究会のTさん所有の物で、この時(5月4日の午後)は、たまたま会場にTさんご本人も来ておられたので、8年ぶりの対面を果たすことが出来ました。Tさんは変わらずお元気そうで、むしろ以前お会いしていた頃より若返っていた印象でした。

Tさんはこれまでもあちこちで標本展に標本を出しているので、一目で人目を引く海外の大型種や美麗種ばかりの箱や、クワガタやチョウなど大人にも子どもにも人気のある箱、そして地元の昆虫ばかりを入れた箱や、ハムシやテントウムシ、ゴキブリ、フン虫などをそれぞれ入れた箱など、数々の標本を見やすく沢山並べておられ、入れ替わり立ち替わり訪れる見学者を飽きさせない展示となっていました。また、訪れた方への説明なども丁寧に行なっておられました。

鞭山もTさんの説明を受けていましたが、彼は私の古くからの友人で、昆虫には全く関心はないものの、遊びの延長みたいな感じで昔から我々の虫採りに同行してきており、そこらの人よりは昆虫に関する知識もあるので、Tさんの説明を興味深く聴いていました。

私もTさんには久しぶりにお会いしたので、近況報告をしつつ、虫を再開したことなども話し、それじゃあまた採集に行こう、と声を掛けて頂きました。

昨年でクワガタのブリードを終わらせ(ペット?としての飼育はしてます)、今年から「またフン虫をやろうかな…」と思っていた矢先に、数年間お会いしていなかった名古屋の羊さんとナナナさんに再会したこと、そして今回Tさんに再会したこと。何か見えない力に導かれているような気がします(笑)。

# by Izanagi_the_4th | 2021-05-05 15:09 | 虫屋 | Comments(0)

リハビリ

今週は夜勤だったので、月曜日に、以前よくネブトクワガタやオオセンチコガネ、冬物マグソなどを採りに行っていた豊川市の森へ行って来ました。

狙いがこれと言ってあったわけではなく、久々のフィールドなのでリハビリ的な感じで来たのですが、冬物マグソの残り香を求めつつ、ネブトの入っていそうな良い松の材がないかを探して1時間半ほど彷徨いました。

ここでは鹿、イノシシ、猿の落とし物が見られますが、この日は新鮮な落とし物は散歩に来た犬のものと思われる物がコンクリートの上にあったのみで、あとは全てカチカチになった古い物のみでした。一応それらもチェックはしましたが、残念ながらマグソは入っておらず。残念。ネブトの材も、これといって見当たらず…。

そんな中、足元にキラッと光る物を発見。

リハビリ_e0115819_13232333.jpg

オオセンチコガネでした。

スレスレなので越冬個体だと思われますが、枯葉の上に静止したまま触覚を大きく広げて動かし、新鮮なエサを探しているようでした。

ここは私が初めて地元産オオセンチを採った思い出の場所であり、その時の思い出がフラッシュバックします。さらに、冬眠から覚め、新鮮なエサを探しているという状況が、何だか今の私の状況とも重なり、このオオセンチには妙に親近感を覚えてしまいました(笑)。

そんなことを考えていたら、このオオセンチを採って〆ようなんていう気にもなれず、写真だけ撮ってリリース。以前、むし社の『日本のオオセンチコガネ』用に標本を頼まれてここで牛の落とし物トラップを仕掛けた際には、大量のオオセンチが採れたので、個体数はそれなりにいるものと思われますが、この日見たオオセンチは結局この1頭のみでした。

その後もしばらく、道なき道や獣道の斜面をウロウロ彷徨いましたが、ふと開けた場所に出た時に、5mほど先の、陽の当たっている杉の木の幹に、何か違和感を覚えました。近寄って見てみると…。

リハビリ_e0115819_13400886.jpg

ガでした。それも、これは…

イボタガ!

時期的に旬なガですが、こんな真っ昼間に、お天道様に照らされた姿で見るとは思わなかったので嬉しくなって写真を撮りました。

私はガはどちらかと言うと苦手なのですが、カトカラの仲間とこのイボタガだけは、翅の紋様や色彩の美しさに惹かれていて、先月末に名古屋で羊さんやナナナさんとお会いした際にも、そんな話をしていたところでした。しかしイボタガに関しては、十数年前にその存在を知ってから、恐らく野外でその姿を見たことはなく(それ以前に他の虫の採集の際に見かけたことはあったかもしれませんが、イボタガと認識はしていなかった)、当然標本も持っていないので、これは持って帰りたいところでしたが、この日はフン虫狙いでしたのでスミロンチューブと吸虫管しか持って来ておらず、採集は断念。

イボタガと言えば、その高級絨毯のような模様が魅力的なのですが、下のリンクのブログに載っていた、水面に落ちていた翅を広げた死骸の画像が擬態のフクロウの顔のようで何とも美しく、いつかは自分で展翅して、その美しさを間近でじっくり見てみたいと思っています。

もっとも、私は鱗翅目は数年前に数体のカトカラを展翅したことがあるのみで、さらにそこからブランクもありますから、仮にこの日採って帰ったとしても、きっとボロボロの標本になってしまっていたことでしょう。

結局この日は、このオオセンチとイボタガに出会えたのみでしたが、久しぶりにフィールドを歩いて虫を探す感覚を味わえて、リハビリも多少は進みました。これから少しずつ、進めていこうと思います。

# by Izanagi_the_4th | 2021-04-17 14:11 | 採集 | Comments(0)