ノコギリクワガタとオキナワコクワガタ
2010年 04月 24日
今日は天気も良かったのでクワガタの飼育ケースの点検を兼ねて清掃をしました。
まず、2006年から累代飼育をしてきたヨナグニネブトは、何と幼虫の回収0。去年あれだけ成虫が羽化したので今年も大丈夫だろう…と安易に考え、1つのケースに成虫を全て放り込み、あとはエサと水をやるくらいしか世話をしなかったせいでしょうか…。残念。
続いてはオキナワコクワ。こちらはヨナグニネブトよりもっと前、2002年から累代飼育を続けています。クワ仲間の方から頂いた個体(F2とF3)の子孫ですが、F5まできたところで2008年に新しい血を入れて今年も新成虫が4頭羽化していました(F6)。
一番大きな個体が2008年に購入した親虫で、周りの小さい個体がその子どもたちです。こちらもあまり世話をしなかったためか羽化した4頭はいずれも小型の個体ばかりでした。うう~ん、ヨナグニも絶えてしまったことだし今年はちゃんと世話をしないとな…。
上の写真は今回羽化した中で一番小さな個体ですが、それでもオオアゴにオキナワコクワの特徴がよく出ていて愛らしいです。
そして最後。これが一番嬉しかったのですが、昨年8月に息子と初めて昆虫採集に行った時に採ったノコギリクワガタのメスが、何と越冬しておりました。
このとき一緒に採集したカブトムシはもう秋にお亡くなりになって既に標本箱の中に鎮座しているのですが、まさかノコギリクワガタが越冬するとは…。
ノコギリクワガタというと成虫の寿命は2ヶ月程度と言われています。基本的には6月頃から10月頃が活動期で、晩夏に羽化した個体は蛹室の中で越冬して翌春活動するらしいですが、この個体は昨年8月にクヌギの樹液に来ていたところを採集した個体です。こんなこともあるんですねー。
そういえば子どもの頃にも一度ノコギリクワガタが越冬したことがあったなー…。暖かくなってきた頃には死んでしまいましたが。稀にこういうこともあるんですかね。ともかく、嬉しい驚きでした。
コメントありがとうございます!
もえびさんも経験ありますか! 自分的にはノコギリやミヤマは
カブトムシと同じでひと夏のみの寿命だと思っているのでやはり
無事越冬してくれたことは嬉しかったです。子どもも喜んでおりました(^^)
うちも産卵しなかったので、やはりそういうのも関係あるのでしょうね。