コブナシコブスジ×50
2010年 08月 31日
あの時採集した個体は、自分の宝物の1つとして標本にして大切に保管してありますが、先日、とある方から飼育で増えたというコブナシ(親虫は前年採集)を頂きました。その数、なんと50数頭! 最初、届いた小さなフィルムケースを見たときは、まさかこんなに沢山入っているとは思いもしませんでした(笑)。
私の希望で〆た状態で頂いたので、注文していた台紙が届くのを待ってマウントしましたが、さすがに50頭も揃うと壮観です。我が家に1頭しかなかった貴重な標本が、一気に50倍になりました…(笑)。
採集品と飼育品の価値の違いというものは解っているつもりですが、それでもやはり貴重な虫の標本だけに大切に保管したいと思っています。
ちなみにこれを送って頂いた方のお宅では、現在もコブナシが繁殖中とか…。普通にそのまま飼育したら、一体何頭まで増えるのでしょうか…(^^;
コメントありがとうございます(^^)
「生態が分からなかった頃はあまり採れなかったのにブリードは
簡単…」というのはクワガタやカブトなど他の虫にも共通しているように
思えます。普通種のオオセンチやゴホンダイコクをブリードしようと
したら様々な面で大変なように、クワガタも滅多に採れないオオクワより
ミヤマやノコギリなどの普通種の方がブリードは難しいですから…(^^;
コブナシについては生態が解明されましたので、条件に見合った
フクロウの巣などが見つかれば大量に採れるわけではありますが、
灯火での偶発的な採集ではやっぱり今も珍品であるわけでして、
灯火巡り好きの自分としてはこれからもその偶然の出会いに期待して
山野を巡りたいと思います(^^)
そして、今回標本は沢山手にしましたが、また灯火で出会った際には
前回と同じように心躍らせることでしょう(^^)
コメントありがとうございます(^^)
フン虫のブリードはなかなか…(笑)。
色々な面で障害がありますね……(笑)。
しかし、もしやるならセマルケシマグソとかヤマトケシマグソみたいなのを
やってみたいです。
…って、どうやってブリードしたらいいのかさっぱり分かりませんが…(笑)。
ですから、良いところを見つけると爆発的に増えて、環境が悪化するまで世代を重ねるのでしょうね。
フン虫類のブリード、そんなに難しくは無いと思いますよ。
コメントありがとうございます!
なるほど…良い環境があるとそこで局所的に増えるのですね。
となると、ブリード上手な方たちはその良質な環境を再現するのが巧い、というわけですね(^^)
フン虫類のブリードは、我が家に関しては技術的なことより家族の了解を得ることが一番難しいことのような気がします(^^;;;;
一度やってみたいとは思っているのですが…。