フン虫、カトカラ、クワガタを愛する素人虫屋のブログです。


by Izanagi_the_4th

最近の活動報告…

 久々の更新なので連投です。

 前記事にも書いたように、今年はそんなわけで虫屋としては出遅れていましたが、ゴールデンウィークからぼちぼちと活動を開始しました。
 
 連休中は地元でフン虫を狙ってトラップを仕掛けたり、家族サービスで出かけた先の牧場で採集を試みたり…といろいろやりましたが、大した成果はありませんでした。トラップは空振りでしたし、牧場での採集品も、多分タダマグソとクロマルエンマとマエカドコエンマだけでした(裏展脚して現在乾燥中なのでまだ詳しく同定はしていませんが)。

 そして、今週は夜勤だったので、月曜日に仕事帰りにMt.H(本宮山)に行って参りました。

 ここに来るのは今季初です。数年前は月に何度も訪れてフン虫の見つけ採りやトラップ調査を行ったりしていましたが、ある程度の種を得たところですっかり頭打ちとなったこと、そして片道1時間半の距離が苦痛になってきたことから、ここ2年くらいは訪れる機会もすっかり減ってしまいました。

 今回は久しぶりに春~初夏の代名詞・クロオビマグソを見たかったのと、大好きなマルツヤマグソを得る目的で山に向かいました。

 しかし……。

 数年前、短時間に40~50頭ものマルツヤマグソを見つけ、「丸艶天国」という記事を書いたマイポイントはすっかり枯れ、新鮮な鹿の落とし物もなければ虫もいないという有り様。時折飛び交うオオセンチに心を癒されましたが、散々歩き回った挙げ句、その他のフン虫は1頭も確認出来ませんでした。鹿の活動した痕跡は所々にあるのですが…。

 このマイポイント消滅にショックを受けつつ、少ないながら例年マルツヤが得られている山頂付近を散策。しかしここの芝生は全てきれいに刈り取られ、いつもは至るところに落ちている鹿の落とし物もほとんどなく、あっても数日続いた晴天でカラカラに乾いた物ばかりでこちらもまさかのフン虫0という有り様…。

 その後も新規ポイントの開拓を目指していろいろ歩き回りましたが、まったくフン虫がいません。というか、新鮮な鹿の落とし物が全くありません。こんなことは初めてなのでかなりショックです。鹿を駆除している訳ではないと思うのですが…。

 というわけで、この日は何も採れないという、最悪の結果でした。夜勤帰りの眠い体で1時間半もかけて来たのに…と思うと、一気に疲れが押し寄せてきました。ふぅ~…。

 マルツヤマグソは六本脚の図鑑では4つ星ですが、自分はこの山では普通種だと思っていました。三河昆虫研究会のTさんが出版された『三河本宮山昆虫誌』でもそういった内容のことを書きました。しかし振り返ると、先述したマイポイント以外では確かにマルツヤが採れたのは稀で、1回の採集で出会えるのは1~2頭がせいぜいでした。そう考えると、マイポイントの消滅はかなり痛いです。この山でも「最も採りにくいフン虫」になってしまうかもしれません。

 そんなわけで、ますますMt.Hから足が遠ざかりそうな現状ではありますが、あとまだこの山ではコブスジコガネの調査をやりたいと思っています。というのも、この日、帰り道で鹿の亡骸を発見したからです。まだ新しい物のようで、木の枝で脚をつついてどかしてみたところ、オオセンチがたくさん集まっていました。しかし…うう…。鹿の落し物を運ぶオオセンチは愛らしいですが、毛の中に頭を突っ込んで肉をむさぼる姿は愛らしくないなぁ……。それに、鳥とかならともかく、鹿のような大型の動物を調べるのはやはり抵抗があるなぁ……。まだ生々しかったし……。もう少し古くなった頃に、勇気を出してまた調べてみよう…。

 しかしコブスジの調査と言えばやはり鳥が最適だと思うので、またDORか海岸に打ち上げられたものがあれば拾ってきてMt.Hに仕掛けてみようと思います。

 マルツヤのリベンジも、また次回の夜勤の時にするつもりです。採れるといいなぁ…。丸艶天国が、幻になってしまわないように…。
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by Izanagi_the_4th | 2011-05-13 23:34 | 虫屋