どくとるマンボウ昆虫記
2012年 12月 04日
いつも結構待たされるので、病院には本を持っていくんですが、今日は故・北杜夫氏の名著・「どくとるマンボウ昆虫記」。
なぜこの本にしたのかと言うと、去年買って読んだ本であったにも関わらず、今年9月にダイコク採集に行った際にナナナさんとこの本の話になった時、ナナナさんの話された場面のことがどうしても思い出せず、「去年読んだ本なのにもう忘れちゃったのか、俺!?」と軽いショックを受けたからです(笑)。
数日前から少しずつ読み返していたのですが、やはり面白い。語り継がれる名著というのはこういう本の事を言うんだろうな。
後追いで読んだ自分は文調がケンさん(田川研氏)に似ているな~と思ったけど、こっちが本家ですよね(笑)。
ナナナさんが話されていたシーン(採った虫をつくだ煮にするとうそぶく場面)も、しっかり頭に焼き付けましたよ(笑)。
はじめまして。コメントありがとうございます。
自分などは北氏が亡くなられてからこの本を初めて読んだので、完全な後追いです。
しかし、初版が刊行されてから随分時間が経っているにも関わらず、内容は全く色褪せていないというか、時間の経過を感じさせない文体で、新鮮に面白く読めました。
この本は、自分にとっても何度も読み返す本になりそうです。