ミツノエンマ採集その後
2008年 11月 17日
まずミツノ。前回の記事の後、10月半ばくらいにまたいつもの河川敷にトラップを仕掛けましたが、こちらも空振りでした。日中かなり暖かい日が続いていたので今回こそはと期待したのですが…。
あ、でもこの時はコブマルが数頭入っていました。いずれも小さな個体ばかりで昨年入ったような明確なツノのある大型個体はいませんでしたが、一番小さな個体は自分の持っている最小記録を更新したので嬉しかったです(笑)。 しかし、クワガタにしろカブトにしろゴホンダイコクにしろこのコブマルにしろ、何で小さいサイズの個体は体が赤くなるんですかね? 今更ながら素朴な疑問です。
話を戻してミツノですが、昨年・今年とトラップを仕掛けてきた感じでは、素材がかなり傷んでから集まってくるような印象でした。去年も今年も、素材が
①まだあたり傷んでいない状態→ゴミムシ
②多少傷んできた状態→コブマル
③かなり傷んで見るに耐えない悲惨な状態→ミツノ
という状態(順序)で集まっていたような気がします。
①の状態で回収に行くと、落ちたゴミムシはまだ元気に生きており、②の状態で回収に行くと、ゴミムシなどは既に死んでいて(ガス?溺死?)、コブマルが来ています。そして③の状態で回収に行くと、ゴミムシもコブマルも死んでおり、ミツノが来ていました。
そう考えると、前回は①の状態だったのでゴミムシだらけでコブマルは入っておらず、今回は②の状態だったのでゴミムシ達は死んでコブマルは生きておりました。なら、もうしばらくトラップを放置しておけばミツノは来たのかもしれません。あくまで、2シーズンだけの結果からの推測ですが。
夏場であれば1晩で一気に③の状態まで行きますが、今回は3日経っても②の状態でした。もう少し回収を待てば良かったな~。